イベント情報

このページには、鳥羽が参加するイベントや研究会のニュースなどを掲載します。

ニュース

シネマヴェーラ渋谷「生誕百年記念 シネアスト安部公房」

シネマヴェーラ渋谷で、「生 誕百年記念 シネアスト安部公房」の上映シリーズがあります。期間中、石井岳龍監督、鴻上尚史さん、ケラリーノ・サンドロヴィッチさ ん、 岩崎加根子さんのトークの聞き手を務めます。
[日時]2024年8月17日(土)〜23日(金)
[会場]シネマヴェーラ渋谷

鳥羽先生と読む安部公房第9回「壁 S・カルマ氏の犯罪」

POSTOで、鳥 羽先生と読む安部公房第9回「壁 S・カルマ氏の犯罪」が開かれます。
[日時]2024年8月31日(土)19:00-20:30
[会場]POSTO 〒182-0002 調布市仙川町1-19-10
[持ち物]新潮文庫『壁』
[参加費]2000円※学生証提示で1000円

NHKカルチャー「カルチャーラジオ 安部公房を読む」

NHKカルチャーで、「カ ルチャーラジオ 安部公房を読む」という講座を開講します。
[日時]2024年9月1日〜22日(日)13:00〜15:00
[会場]NHKカルチャー青山教室
[参加費]会員15,136円、一般17,864
[講義概要]
 2024年は、小説家・安部公房の生誕100年にあたります。この機に、代表作をご紹介するだけでなく、劇作家、演出家としての安部公房の活動 にも 光を当て、安部公房の作品、そして、人間・安部公房の魅力について、早稲田大学の鳥羽耕史先生に多面的に語っていただきます。

朝日カルチャーセンター「安部公房生誕百年記念講座 芸術運動がもたらしたもの」

朝 日カルチャーセンターで、「安 部公房生誕百年記念講座 芸術運動がもたらしたもの」という講座を開講します。
[日時]2024年9月28日(土)10:30〜12:00
[会場]朝日カルチャーセンター新宿教室
[参加費]会員3,465円、一般4,565
[講義概要]
 安部公房は、詩人から実存主義の小説家、そしてシュルレアリスムの作家へ と、目まぐるしい変貌を遂げ、「変貌の作家」と呼ばれました。その後もルポルタージュ、ラジオドラマ、テレビドラマ、映画、演劇と、さまざまな分 野で活躍した人です。
 今回の講座では、安部公房の出発点にあった、戦後の芸術運動をとりあげます。岡本太郎と花田清輝が始めた〈夜の会〉、若手が集った〈世紀〉、新 しい ルポルタージュを目指した〈現在の会〉、そして多くの文学者や芸術家が集った〈記録芸術の会〉など、安部公房は多くの芸術運動に関わりました。安部公 房は、どんな人々と関わりながら、その作品世界を作り上げたのでしょうか。そして、安部公房と共に活動した人々は、どんな活躍をしたのでしょう か。み なさんと一緒に探ってみたいと思います。

仙川安部公房生誕100年祭

調布市文化会館たづくり2階くすのきホールで、仙 川安部公房生誕100年祭が開かれます。
[日時]2024年9月29日(日)第一部14:00-16:40映画『砂の女』、第二部17:15-20:00映画『おとし穴』、生誕100年記念 鼎談「俳優座、仙川と安部公房・真知夫妻」
[会場]調布市文化会館たづくり2階くすのきホール 〒182-0026東京都調布市小島町2丁目33-1
[参加費]無料(予約推奨)

過去のイベント

徳島大学創立150周年応援プロジェクト「安部公房生誕100年記念講演」

すずらん文学会で、「安 部公房生誕100年記念講演」を行います。
[日時]2024年8月8日(木)13:30〜15:00
[会場]徳島県立文学書道館
[主催]すずらん文学会
[講義概要]安部公房生誕100年を記念した講演を行います。

葉々社ブッククラブ「安部公房と東京南部――蒲田、糀谷、下丸子」

葉々社ブッククラブで、「安 部公房と東京南部――蒲田、糀谷、下丸子」という講座を開講します。
[日時]2024年7月27日(土)18:00〜19:30
[会場]葉々社(東京都大田区大森西6-14-8-103)
[参加費]2,000
[講義概要]『詩集 下丸子』などで東京南部のサークルに関わっていた時代の安部公房に光を当てます。

朝日カルチャーセンター「安部公房生誕百年記念講座 『箱男』失踪の勧め」

朝 日カルチャーセンターで、「安 部公房生誕百年記念講座 『箱男』失踪の勧め」という講座を開講しました。
[日時]2024年4月20日(土)15:30〜17:00
[会場]朝日カルチャーセンター新宿教室
[参加費]会員3,465円、一般4,565
[持ち物]『箱男』のテキストは各自ご用意下さい。どのテキストでもかまいません。
[講義概要]
 安部公房は、詩人から実存主義の小説家、そしてシュルレアリスムの作家へ と、目まぐるしい変貌を遂げ、「変貌の作家」と呼ばれました。その後もルポルタージュ、ラジオドラマ、テレビドラマ、映画、演劇と、さまざまな分 野で活躍した人です。
 今回の講座では、『箱男』という小説をとりあげます。安部公房の作品の中で最も実験的と言われるものですが、1970年代の大学生たちに支持さ れてベストセラーになりました。今年、石井岳龍監督による映画の公開も予定されています。『砂の女』、『他人の顔』、『燃えつきた地図』という 「失踪三部作」に続いて安部公房が手がけた、新たな「失踪」の形とはどのようなものなのでしょうか。ダンボール箱をかぶって都市をさまよう箱男の 世界を探求してみましょう。

安部公房とフランス

パリ日本文化会館で、「安部公房とフランス」と いう講演をしました。録画が公開されています。
[日時]2024年3月5日(火)18:30〜20:00
[会場]パリ日本文化会館
[参加費]無料
[講義概要]
 安部公房という名前から、あなたは何をイメージするだろうか? カフカ的な不条理を書いた国際的な作家? 川端康成と大江健三郎の間のノーベル 文学 賞候補者? 勅使河原宏の映画の原作者であり脚本家? こうしたイメージの形成に、フランスは重要な役割を果たした。日本の戦後文学と文化の研究者で ある早稲田大学文学学術院の鳥羽耕史教授は、これまで、安部公房について2冊の本を出し、まもなく『安部公房 消しゴムで書く』(仮題)という評 伝を 出版するところである。安部公房は、消しゴムで自分の履歴を消すように、私生活を書かず、過去の作品を書き換えてきた。本講演会では、謎めいた作家で ある安部公房の人生を追求する過程で見えてきた、フランスとの様々な関わりを紹介する。そして、彼の小説や関わった映画を、 現在読み直す意義について 考察する。

日本の記録映画作家羽田澄子

Japanese Documentary Filmmaker Haneda Sumiko: Authorship and Gender DiscoursesというSOASのシンポジウムで、Visualising Invisible Contamination: Haneda Sumiko's TV Programs on Environmental Pollutionという発表をします。
[日時]2021年7月22日(木)19:00〜22:30
[会場]zoom
[参加費]無料だが要登録

Globalizing the 1950s

Japanese Culture En Route: Transnational Currents and Connections in Japanese Performing Traditionsという対談シリーズのSession 2: “Globalizing the 1950s: Intermediality and Inter-disciplinarity”でナミコ・クニモトさんと対談しました。
[日時]2021年5月15日(土)8:00〜9:30
[会場]zoom
[参加費]無料だが要登録

早稲田大学オープンカレッジ「安部公房の世界」

早 稲田大学オープンカレッジ早稲田校で、「安 部公房の世界」という講座を開講しました。
[日時]2020年1月8、15、22、29日(水)19:00〜20:30
[会場]早稲田大学オープンカレッジ早稲田校
[参加費]会員11,880円、ビジター13,662円
[定員]30名
[目標]
・安部公房という作家についての知識を得る。
・先行研究を踏まえた小説の読解力を身につける。
・20世紀の文学・芸術に対する理解を深める。
[講義概要]
安部公房(1924〜93年)は、1951年に『壁』で芥川賞を受け、1962年の『砂の女』で国際的な名声を得ました。今回の講義では、彼の世 界 を、二つの長編小説と二つの演劇から紹介します。旧満州を舞台とする冒険小説『けものたちは故郷をめざす』、箱をかぶった都市の浮浪者の手記『箱 男』、人間そっくりの動物をテーマとする『ウエー』、身体表現を重視した実験的舞台『仔象は死んだ』の四作です。これらの作品を通じて、文学・芸 術の 世界の広がりを実感して頂きたいと思います。
[各回の講義予定]
1月8日:『けものたちは故郷をめざす』1957年
『けものたちは故郷をめざす』は『終りし道の標べに』、『飢餓同盟』に続く三冊目の長編小説です。近年、ポストコロニアルの観点で盛んに論じら れ、英 訳も出版されたこの小説を、成立経緯に注目しながら読み解きます。
1月15日:『箱男』1973年
『箱男』は、安部が『砂の女』、『他人の顔』、『燃えつきた地図』という「失踪三部作」に続いて手がけた実験的な小説です。ここではチェ・ゲバラ に関 わる着想や、安部公房スタジオでの実践との関係から考察します。
1月22日:安部公房スタジオ@『ウエー』1975年
『ウエー』はもともと「奴隷狩」という未完の小説に端を発し、『どれい狩り』として戯曲化し、改作したものを、さらに改題・改作したものです。安 部が 自ら演出して舞台化したこの作品について考察します。
1月29日:安部公房スタジオA『仔象は死んだ』1979年
安部公房スタジオの最後の作品としてアメリカ各地で上演し、横浜と渋谷で凱旋公演をし、ビデオ作品としても残した『仔象は死んだ』について、アメ リカ と日本での劇評を参照しながら考察します。

まっくらな奈落の光

早稲田大学戸山キャンパスで開かれる「上映・講演会「まっくらな奈落の光:『作兵衛さんと日本を掘る』と炭鉱労働・炭鉱表象」」 で登壇しました。
[日時]2019年12月6日(金)14:45-17:30
[会場]早稲田大学戸山キャンパス34号館4階453教室
[参加費]無料
[共催]早稲田大学文学部社会学コース・日本語日本文学コース、早稲田大学総合人文科学研究センター「知の蓄積と活用にむけた方法論的研究」部門
[開催概要]映画「作兵衛さんと日本を掘る」上映英語字幕付き上映、アフタートーク:熊谷博子監督×嶋ア尚子×鳥羽耕史

『転形期のメディオロジー』刊行記念トーク、メディアの越境について

NADiff a/p/a/r/tで開かれた「『転 形期のメディオロジー』刊行記念トーク、メディアの越境について」で高山明さんと対談しました。
[日時]2019年11月15日(金)19:30〜21:00(19:15 開場)
[会場]NADiff a/p/a/r/t(JR恵比寿駅東口出口から徒歩6分)
[参加費]1000円
[出演]鳥羽耕史、高山明
[開催概要]
『転形期のメディオロジー』は、レジス・ドブレのメディオロジー概念を批判的に踏まえながら、1950年代を言語圏から映像圏への移行の時代と捉 え、「活字・出版メディア」、「映像・放送メディア」、「表現・身体メディア」の三つのメディア様式からその様相を描き出した論集です。日本を ベースにする6人、北米をベースにする6人の、文学、映像、美術などの専門家による論考を組み合わせることで、地域的にも領域的にも横断的な書物 となっています。
政治的にも、経済的にも、メディア的にも「転形期」であった1950年代の動態を、メディオロジーの視点で捉えることは、1980年代から現在に 至る、もう一つの政治・経済・メディアの「転形期」を考える際にも有効な視座になり得るでしょう。
今回のNADiff a/p/a/r/tでの対談には、この論集で唯一扱えなかった「演劇」を、やはりメディア横断的な姿勢で問い直しつづける高山明さんを招き、1950年代の様々なメディア 横断の実践の今日的な可能性について検討したいと思います。もちろんそれは単なる過去の回顧ではなく、Port Bで高山さんが実践する、従来の演劇の枠組みを超えた演劇の試みとの共振や、新たな視点からの1950年代の賦活の可能性を探る対話となるでしょ う。

公開セミナー 番組アーカイブ活用と新たな展開2019

上智大学四谷キャンパスで開かれた「公開セミナー 番組アーカイブ活用と新たな展開2019 大学・放送局と放送ライブラリーの取組の報告」 で登壇しました。
[日時]2019年11月9日(土)14:00〜17:00(13:30開場)
[会場]上智大学 四谷キャンパス 6号館3階307教室(JR中央線、東京メトロ丸ノ内線・南北線 四ッ谷駅麹町口・赤坂口から徒歩5分)
[参加費]無料、11月1日までにこちらから事前登録
[登壇者]今村庸一(駿河台大学 メディア情報学部 教授)、鳥羽耕史(早稲田大学 文学学術院 教授)、太田智己(椙山女学園大学 文化情報学部 講師)、野口 剛(東北放送 報道制作局 報道部 ニュースデスク)、音 好宏(上智大学 教授)(司会)
[開催概要]
 放送番組センターでは、大学の授業や図書館などの公共施設を対象に、放送ライブラリーの番組を利用してもらうサービスを、2013年度から開始 しました。これは、放送ライブラリーが一般公開している放送番組の中から、大学の教員や図書館の職員などが選んだ番組を、インターネットを利用し て送信し、教材や視聴覚資料として視聴してもらうサービスです。今年度も複数の大学や図書館がこのサービスを利用しています。
 今回の公開セミナーには、これまでに番組の教育利用を実施した大学の先生方と、番組アーカイブを活用して東日本大震災関連番組の上映会を開催し た、仙台の放送局の方にご登壇いただきます。前半は、番組アーカイブの活用事例を報告していただき、後半は、番組アーカイブの意義と活用の多様 性、このサービスの今後の展望と可能性などについて、パネルトークを展開していただきます。
 アーカイブ資料や放送番組の利活用に関心をお持ちの方、教職員や学生の皆さんをはじめ、業種・職種を問わず、多くの方々の参加をお待ちしていま す。

『霊の審判』と阪東妻三郎

世田谷区経堂南地区会館で開かれた「『霊の審判』と阪東妻三郎――活動写真弁士の説明による無声映画とスライドショーの公演会」の開催協力をしま した。
[日時]2019年8月30日(金)19:00〜20:30(18:30 開場)
[会場]世田谷区経堂南地区会館大会議室(小田急線千歳船橋駅徒歩10 分)
[参加費]無料
[活動写真弁士]片岡一郎
[ピアノ]上屋安由美
[主催・解説]西川貴子(同志社大学)
[協力]鳥羽耕史(早稲田大学)
[公演題目]
「喧嘩安兵衛」1928年/阪東妻三郎プロダクション、監督、脚本:湊岩夫、出演:阪東妻三郎、安田善一郎、中村政太郎、春路謙作 他
――赤穂義士銘々伝で有名な安兵衛高田馬場の仇討の映画化。
「霊の審判」1928年/阪東妻三郎プロダクション、原作:貴司山治/脚色:江川宇礼雄、監督:枝正義郎/美術:田中良、出演:阪東妻三郎、龍田 静枝、森静子、近藤伊与吉 他
――伊藤好市(=貴司山治)の大阪朝日新聞社懸賞映画小説を原作に、阪妻、初の現代劇の挑戦と、話題をさらったものの、未完成に終わった映画。新 聞小説連載時のスチール挿絵とともにスライドショーで紹介。

AAS in Denver

Sheraton Denver Downtown Hotelで開かれた「 AAS Annual Conference 2019のPanel 168: Voiced Trauma, Silenced Bodies: A Gendered Discourse of Violence in Twentieth-Century China and Japan」で、「Disabled Soldiers and Atomic Bomb Victims: ?ta Y?ko’s Representations of Wounds」という発表をします。
[日時]2019年3月22日(金)15:45〜17:30
[会場]Savoy, Tower Bldg., Majestic Level
[参加費]会員$180、非会員$295
Junliang Huang, Wound as Allegory: The Alienation of the Female Body in the Discourse of Wartime Sexual Violence
Junko Yamazaki, Afterlife of Imperial Romance in Ichikawa Kon’s Bungawan soro (1951) and Ieraishan (1951)
Koji Toba, Disabled Soldiers and Atomic Bomb Victims: ?ta Y?ko’s Representations of Wounds
Megan Ferry, Justice Interrupted: #MeToo, Pragmatic Discourse, and Silenced Women during Wartime China

戦後日本の写真史と文化運動 〈リアリズム〉のゆくえ

山形大学で開かれるシンポジウム「 戦後日本の写真史と文化運動 〈リアリズム〉のゆくえ」で「サブ・リアリズムの射程 ― 美術、文学、映画における底辺・周縁への視線」という発表をしました。
[日時]2019年3月16日(土)13:30〜17:00
[会場]山形大学人文社会科学部棟1号館1階103号室
[参加費]無料
[主催]山形大学人文社会科学部附属映像文化研究所

学生たちの戦後

東京大学で開かれたシンポジウム「 学生たちの戦後」で「1950年代の雑誌・サークル文化と学生運動」という発表をしました。
[日時]2019年3月11日(月)13:00〜18:00
[会場]東京大学弥生講堂一条ホール
[参加費]無料
[主催]東京大学大学院情報学環吉見俊哉研究室
[協力]東京大学文書館

渥美の政治と暮らしを記録した作家、杉浦明平

田原市立渥美図書館で、「 渥美の政治と暮らしを記録した作家、杉浦明平」という講演をしました。
[日時]2019年3月9日(土)13:30〜15:30
[会場]田原市立渥美図書館
[参加費]無料
[定員]30名
[申込]2月16日(土)午前10時から田原市図書館全館へ直接、または電話にてお申し込みください。※初日の電話受付は10時15分から
[問合せ]渥美図書館 電話0531-33-1114
[内容]杉浦明平氏は『ノリソダ騒動記』や『基地六〇五号』で知られる記録文学作家ですが、青年時代の日記から晩年のエッセイに至るまで、食にこ だわったグルメでもありました。 彼の文章に記録された昭和の渥美の政治、暮らし、食を概観してみましょう。

Passing, Posing, Persuasion: Cultural Production and Coloniality in Modern Japan

UBCで開かれた「 3P ConferenceSession I: Questions of Ontology, Epistemology, Language」で、ディスカッサントを担当しました。
[日時]2019年3月1日(金)10:00〜3月2日(土)17:30
[会場]Multipurpose Room, Liu Institute, 6476 NW Marine Drive, University of British Columbia
[参加費]無料
[問合せ][email protected]

早稲田大学オープンカレッジ「安部公房の世界」

早 稲田大学オープンカレッジ早稲田校で、「安 部公房の世界」という講座を開講しました。
[日時]2019年1月9、16、23、30日(水)19:00〜20:30
[会場]早稲田大学オープンカレッジ早稲田校
[参加費]会員11,664円、ビジター13,413円
[定員]30名
[講義概要]
安部公房(1924〜93年)は、1951年に『壁』で芥川賞を受け、1962年の『砂の女』で国際的な名声を得ました。
いわゆる「純文学」にとどまらず、メディアを超えて活躍した作家でした。
この講義では、彼の世界の広がりを、四つの側面から紹介します。
小説を中心とする文学、ラジオドラマとテレビドラマ、映画、そして演劇です。
20世紀のメディア革命の時代を生きた一人の作家の活動から、文学・芸術の世界の広がりを実感して頂きたいと思います。
[各回の講義予定]
1月9日:共同制作と『壁』
安部公房は1940年代から50年代にかけて、〈夜の会〉、〈世紀の会〉、〈現在の会〉といった芸術運動に関わり、画家、作家、評論家らと共同制 作を しながら、文学世界を形成していきました。芥川賞受賞作『壁』を中心に、芸術運動と共同制作の成果としての文学作品を検討します。
1月16日:ラジオドラマとテレビドラマ
1950年代から60年代にかけて、安部は多くのラジオドラマやテレビドラマのシナリオを手がけました。音声や映像が残る作品を部分的に鑑賞しな が ら、放送メディアを通した芸術の可能性を考えます。
1月23日:書き下ろし長編小説と映画
1960年代から80年代にかけて、数年に一度、安部は書き下ろしで長編小説を発表するようになります。その中でも、勅使河原宏によって最後に映 画化 された『燃えつきた地図』に注目し、小説と映画の関係や、描かれた団地や郊外の空間について検討します。
1月30日:演劇と安部公房スタジオ
1970年代、安部は自らの名前を冠した演劇グループを率いて、身体的な表現の可能性を追求しました。1950年代以来の俳優座の千田是也との協 力関 係で実現した舞台も検討した上で、安部と演劇の問題を考えます。
[テキスト・参考図書]
『壁』(新潮社)(ISBN:978-4101121024)※安部公房の短編集。テキスト指定はしませんが、講義の前後に読むと理解が深まるで しょ う。
『燃えつきた地図』(新潮社)(ISBN:978-4101121147)※安部公房の長編小説。テキスト指定はしませんが、講義の前後に読むと 理解 が深まるでしょう。

国際シンポジウム「東アジアの文学・文化研究の国際化とナショナリズムの陥穽」

早 稲田大学戸山キャンパスで、国 際シンポジウム「東アジアの文学・文化研究の国際化とナショナリズムの陥穽」を開きました。
[日時]2017年12月9日(土)10:00〜18:00
[会場]早稲田大学戸山キャンパス 33号館3階第1会議室
[参加費]無料
[主催]私立大学戦略的研究基盤形成支援事業「近代日本の人文学と東アジア文化圏 ―東アジアにおける人文学の危機と再生」第2グループ
[共催]総合人文科学研究センター 研究部門「東アジアの人文知」
10:00 開会の挨拶 趣旨説明 (早稲田大学文学学術院 鳥羽 耕史)
10:15 基調講演
酒井 直樹:「地域研究と近代国際世界――パックス・アメリカーナと人種主義を巡って」
11:15 休憩
11:30 講演ならびに対談
古川 日出男:「余白なき世界に抗する想像力」
閻 連科:「文学による民族主義の育成、解消そして超克(文学?民族主?的滋生、消解与超越)」
13:00 昼休み
14:00 研究発表
秦 剛:「堀田善衛の『時間』が提起した問題」
14:30 研究発表
ジャンルーカ・コーチ:「『アジアスフィア』――グローバリゼーションを越えて、アンガージュマンとしての出版・翻訳・研究」
15:00 休憩
15:15 研究発表
高 榮蘭:「他者をめぐる翻訳−政治の力学――冷戦アジアにおける日本語空間の再編を手がかりに」
15:45 研究発表
鳥羽 耕史:「日本研究の国際化とナショナリズム――安部公房と在日文学研究を事例に」
16:15 休憩
16:30 パネルディスカッション (司会:鳥羽 耕史)
18:00 閉会の挨拶 (早稲田大学文学学術院 千野 拓政)
シンポジウムに関する広報・取材等の問合せ先
早稲田大学文学学術院 鳥羽耕史研究室 [email protected]

戦後空間シンポジウム01民衆・伝統・運動体――1950年代/建築と文学/日本とアメリカ

建築会館での戦 後空間シンポジウム01民衆・伝統・運動体――1950年代/建築と文学/日本とアメリカで、「文化運動のなかの民衆と伝統」という 発表 をしました。
[日時]2017年12月16日(土)13:30〜18:00
[会場]建築会館ギャラリー
[参加費]会員 1,500 円、会員外 2,000 円、学生 1,000 円(資料代含む 当日会場でお支払いください)
[定員]60名(申し込み先着順)
[申込]Web 申し込みよりお申し込みください
[主催]日本建築学会 建築歴史・意匠委員会(企画:同委員会 戦後空間WG)
主旨説明 青井哲人(建築史/明治大学)
講演1 文化運動のなかの民衆と伝統
鳥羽耕史(日本近代文学・戦後文化運動/早稲田大学/1968-)
講演2 日本とアメリカの建築的交流:「民衆」と「伝統」をめぐる文脈の輻輳 Architectural Exchanges between Japan and the United States: Intertwined Perspectives of 'People' and 'Tradition' ケン・タダシ・オオシマ Ken Tadashi Oshima(Architectural History, Theory and Representation/Japan Studies Program, University of Washington/1965-)
 *日本語で講演されます。
コメント 日埜直彦(建築家/1971-)討議

『「サークルの時代」を読む』合評会

早稲田奉仕園You-I ホールで 宇野田尚哉、川口隆行、坂口博、鳥羽耕史、中谷いずみ、道場親信編『「サークルの時代」を読む 戦後文化運動研究への招待』(影書房、2016年)の 合評会を開きました。
[日時]2017年11月25日(土)13:00〜17:30(最大18:00)
[会場]早稲田奉仕園You-Iホール
[参加費]無料
[主催]戦後文化運動合同研究会
13:00〜13:10 趣旨説明
13:10〜13:30 書評(1):原山浩介
13:30〜13:50 書評(2):大野光明
13:50〜14:10 書評(3):斉藤正美
14:10〜15:10 執筆者によるリプライ+執筆者・書評者間の討論
15:10〜15:30 休憩
15:30〜16:30 フロアを含めた討論
16:30〜17:30* 今後の活動の提起と相談
*最大18:00まで延長
[出席される方へ]
準備の都合上、参加を希望される方は、11月20日(月)までに鳥羽耕史(toba●y.waseda.jp:●に@が入ります)までご連絡くだ さ い。その際、お名前・ご所属・研究テーマ・連絡先等も併せてお知らせください。また、懇親会も予定しております。会場予約の都合上、こちらの出欠も鳥 羽までお知らせください。お問い合わせはメールでお願いします。

燃える東京・多摩 画家・新海覚雄の軌跡

府中市美術館で開かれる常設展特集燃 える東京・多摩 画家・新海覚雄の軌跡で「社会的画家・新海覚雄の軌跡」という講演をしました。
[日時]2016年8月28日(日)14:00-15:30
[会場]講座室
[参加費]無料
[主催]府中市美術館

第10回戦後文化運動合同研究会

早 稲田大学戸山キャンパスで開かれた「第10回戦後文化運動合同研究会」でセッション2の司会をしました。
[日時]2016年7月30日(土)10:00-17:00
[会場]早稲田大学戸山キャンパス33号館6階第11会議室
[参加費]無料
[主催]戦後文化運動合同研究会
[共催]早稲田大学総合人文科学研究センター研究部門「東アジアの人文知」
10:00-12:00:セッション1「詩画人四國五郎と戦後文化運動の軌跡」
趣旨:前史となるシベリア抑留時代の民主化運動から50年代の広島でのサークル運動、さらには70年代以降の市民運動のつながりをたどることで、 近年 再評価が著しい詩人・画家の四國五郎の表現と運動の軌跡を検討する。
趣旨説明(司会)川口隆行(5分)
報告・川口隆行「われらの詩の会における辻詩・壁詩の運動」(30分)
報告・小沢節子「「市民が描いた原爆の絵」と四國五郎」(30分)
コメント・岡村幸宣(15分)
討論(40分)
12:00-13:00:昼休み
13:00-13:30:自己紹介
13:30-16:30:セッション2「合同研の10回をふりかえる」
趣旨:2008年6月に合同研が発足して10回目を迎え、過去8年の研究会や編集中の論集、さらに関連して発行された数多くの研究書や復刻版など の出 版状況をふりかえりながら、この研究会の成果と問題点、今後の課題などについて議論する。
趣旨説明(司会)鳥羽耕史(5分)
発題者:道場親信・宇野田尚哉・水溜真由美(各20分)
全体討論(115分)
16:30-17:00:事務連絡
[出席される方へ]
レジュメ準備の都合上、参加を希望される方は、7月25日(月)までに鳥羽耕史(toba●y.waseda.jp:●に@が入ります)までご連 絡く ださい。その際、お名前・ご所属・研究テーマ・連絡先等も併せてお知らせください。また、懇親会も予定しております。会場予約の都合上、こちらの出欠 も鳥羽までお知らせください。お問い合わせはメールでお願いします。

越境する人文知

第 3回国際フォーラム「越境する人文知」で司会とコメンテイターと開会の挨拶を担当しました。
[日時]2016年7月27日(水)10:30-18:00
[会場]早稲田大学戸山キャンパス39号館5階第5会議室
[参加費]無料
[主催]早稲田大学総合人文科学研究センター研究部門「東アジアの人文知」
[共催]中国現代文化研究所

若さの様々な地平:未来としての子供の表象

同志社大学烏丸キャンパスで開かれるAAS in Asia 2016 希望のパネル「Horizons of Youth: Representing Children as Futurity 」でディスカッサントを担当しました。
[日時]2016年6月26日(日)10:30-12:20
[会場]志高館(しこうかん)Shikokan (SK) 1F 111
[参加費]事前予約一般19,500円、学生11,000円、当日一般21,000円、学生12,000円
[主催]Association for Asian Studies, Doshisha University

生と死の政治

UCLA Young Research Libraryで開かれたThird Annual UCLA Trans-Pacific Workshop: The Politics of Life and Deathで、 「Abe Kobo’s Biopolitics/Thanatopolitics: Thinking between Jigyo(A Project) and R62 gou no hatsumei(The Invention of R62)」という発表をしました。
[日時]2016年6月2〜4日(金〜日)
[会場]UCLA Charles E. Young Research Library Main Conference Room
[参加費]無料
[主催]Terasaki Center for Japanese Studies, Department of History

座談会――戦後日本の階級・ジェンダー・民族

UCLA Young Research Libraryで開かれたZadankai: Class, Gender and Ethnicity in Postwar Japanで、Kristine Dennehy, Michiko Takeuchiと座談会をしました。当日の様子や資料はこ ちらで見られます。
[日時]2016年5月4日(水)13:00-15:00
[会場]UCLA Young Research Library West Classroom (Room 23167)
[参加費]無料
[主催]Co-sponsored by Terasaki Center for Japanese Studies, UCLA East Asian Library

日本の冷戦文化

Columbia Universityで開かれた国際ワークショップTHE MANY WORLDS OF YAMAGUCHI YOSHIKOのプレイベント「COLD WAR CULTURE IN JAPAN: RECENT RESEARCH PERSPECTIVES」で発表をしました。
[日時]2015年12月16日(水)13:30-19:30
[会場]International Affairs Building, Room 918
[参加費]無料
[主催]Co-sponsored by the Donald Keene Center of Japanese Culture and the Center for Korean Research

越境する人文知

第2 回国際フォーラム「越境する人文知」でコメンテイターと閉会の挨拶を担当しました。
[日時]2015年12月2日(水)12:30-14:55
[会場]早稲田大学戸山キャンパス39号館5階第5会議室
[参加費]無料
[主催]早稲田大学総合人文科学研究センター研究部門「東アジアの人文知」

第9回戦後文化運動合同研究会

名古屋大学で開かれる「第 9回戦後文化運動合同研究会」でセッション2の司会をします。
[日時]2015年10月31日(土)〜11月1日(日)
[会場]名古屋大学大学院国際開発研究科棟第1会議室(807)
[参加費]無料
[主催]戦後文化運動合同研究会
[後援]名古屋大学大学院国際開発研究科
【10月31日(土)】
13:30 開会・自己紹介
14:00−17:30 <セッション1「40年代後半から50年代をどう見通すか」>
・司会:川口隆行
・報告:宇野田尚哉「1940年代後半のサークル運動:職場サークルを中心に」
黒川伊織「東アジア冷戦とサークル運動:朝鮮戦争期を中心に」
・コメンテーター:竹内栄美子、道場親信
18:00−21:00 懇親会
【11月1日(日)】
10:00−12:30
<セッション2>
 ・司会:鳥羽耕史
・報告:川口隆行「運動の展開と拡散:『われらの詩』から『われらのうた』へ」
坂口博「北九州国民文化会議と「市民派」の果たした役割」
13:30−16:30
<セッション3 シンポジウム「サークル誌をどう読むか」>
・司会・趣旨説明:道場親信
・発題者:坪井秀人、佐藤泉
16:30−17:00 事務連絡
[出席される方へ]レジュメ準備の都合上、参加を希望される方は、10月9日(金)までに出席予定日を東村岳史 (higashimura●gsid.nagoya-u.ac.jp:●に@が入ります)までご連絡ください。その際、お名前・ご所属・研究テーマ・ 連絡先等も併せてお知らせください。また、10月31日(土)は懇親会も予定しております。会場予約の都合上、こちらの出欠も東村までお知らせく ださ い。お問い合わせはメールでお願いします。

幻灯は訴える

山形国際ドキュメンタリー映画祭の「幻灯は訴える」 とい う幻灯上映会で英語字幕投影を担当します。
[日時]2015年10月12日(月祝)10:00-12:00
[会場]山形美術館2
[参加費]無料
[主催]山形国際ドキュメンタリー映画祭
[共催]JSPS科研費15K02188「昭和期日本における幻灯(スライド)文化の復興と独自の発展に関する研究」(研究代表者:鷲谷花)
『ゆるがぬ平和を ― 8.6原水爆禁止世界大会記録』原水爆禁止世界大会日本準備会−日本幻灯文化株式会社−関西幻灯センター/1955
『基地沖縄のうったえ』沖縄祖国復帰協議会/1956
『野ばら』光影社−人形劇団プーク/1952
『せんぷりせんじがわらった!』日本幻灯文化株式会社−日本炭鉱労働組合/1956
朗読:岡田秀則、鷲谷花/ピアノ伴奏:柳下美恵

1950年代の文化運動と東アジア

藤女子大学で集中講義 の最 終日、「1950 年代の文化運動と東アジア」という講演をします。
[日時]2015年9月17日(木)15:00〜16:10
[会場]藤女子大学 北16条キャンパス 新館7階 751教室
[参加費]無料
[主催]藤女子大学日本語・日本文学科研究室

国際的な日本文学研究と安部公房

早 稲田大学オープンキャンパスで「国 際的な日本文学研究と安部公房」という模擬講義をしました。
[日時]2015年8月1日(土)14:10-14:50
[会場]早稲田大学早稲田キャンパス15号館301教室
[参加費]無料
[主催]早稲田大学文化構想学部・文学部

越境する人文知

第1 回国際フォーラム「越境する人文知」でコメンテイターと閉会の挨拶を担当しました。
[日時]2015年7月29日(水)13:30-18:10
[会場]早稲田大学戸山キャンパス39号館6階第7会議室
[参加費]無料
[主催]早稲田大学総合人文科学研究センター研究部門「東アジアの人文知」

マイケル・ボーダッシュ教授講演会

マ イ ケル・ボーダッシュ教授講演会の7月10日の回で司会を担当しました。
[日時]2015年7月9日(木)14:45-16:15
[会場]早稲田大学戸山キャンパス33号館3階第1会議室
[講演タイトル]「1950年:「東京ブギウギ」が太平洋を渡った年」(1950: The Year 'Tokyo Boogie Woogie' Crossed the Pacific)(英語)
[日時]2015年7月10日(金)16:30-18:00
[会場]早稲田大学戸山キャンパス33号館3階第1会議室
[講演タイトル]「崖の下の家、影の中の人―夏目漱石『門』と意識の流れ」(日本語)
[参加費]無料
[主催]早稲田大学総合人文科学研究センター

共同制作と私的領域

日 本近代文学会6月例会「《特集》 共同制作と私的領域――戦後の同人誌・サークル活動から考える」で、ディスカッサントを担当しまし た。
[日程]2015年6月27日(土)14時より
[会場]清泉女子大学 2号館 240教室(五反田駅から徒歩約10分、品川駅から徒歩約15分、品川駅より「五反田行」バスにて「東五反田3丁 目」 下車、徒歩約5分、大崎駅から徒歩約10分、高輪台駅から徒歩約10分)
[プログラム]
浅見洋子「共有体験としての文学――『ヂンダレ』『カリオン』を視座に――」
宮崎真素美「共同制作と私的領域――鮎川信夫「アメリカ」の成立に結ぶもの――」
米谷匡史「無名・集団の文学――工作者・谷川雁とサークル文化運動」
司会:宮内淳子、宮澤隆義
ディスカッサント:鳥羽耕史
[参加費]無料
[主催]日本近代文学会

1950年代の「記録」と運動

日 文研・共同研究会「戦後日本文化再考」第2回共同研究会で、「下丸子からルポルタージュ叢書へ――〈現在の会〉がつないだもの」とい う発 表をしました。
[日程]2015年6月13日-14日
[会場]日文研 第1共同研究室
[プログラム]
6月13日(土)
13:30-17:00
パネル:「1950年代の「記録」と運動――幻灯、紙芝居、絵画と文学」
鈴木勝雄、鳥羽耕史、鷲谷花
13:30-13:50 幻灯上映『松川事件 1951』(1951年)(上映・語り:鷲谷花)
製作:人民幻燈協会、(日本労農救援会)
福島大学松川資料室所蔵オリジナルプリントから複製したニュープリント
13:50-14:20 鷲谷花「《事件》を物語る幻灯――『松川事件 1951』と社会運動への幻灯の参入」
14:20-14:40 コーヒーブレイク
14:40-15:10 鈴木勝雄「現実批判としての絵画─形式の変革という観点から」
15:10-15:40 鳥羽耕史「下丸子からルポルタージュ叢書へ――〈現在の会〉がつないだもの」
15:40-16:00 コーヒーブレイク
16:00-17:00 討論
6月14日(日)
10:30-12:00 研究発表
10:30-11:15 美馬達哉「戦争の思考 フーコー1976年を読む」
11:15-12:00 討論
12:00-13:00 昼食
パネル:「占領期の京都とメディア」
石川巧、西川祐子(ゲスト)、北原恵(コメンテータ)
13:00-13:30 石川巧「幻の雑誌「国際女性」とその周辺」
13:30-14:00西川祐子「織田作之助『それでも私は行く』(『京都日日新聞』連載1946年4月25日〜7月25日)の小説内空間と占領 下京 都地図」
14:00-14:30 コーヒーブレイク
14:30-16:00 コメント(北原恵)と討論
[参加費]無料
[主催]国際日本文化研究センター

領有と横領

UCLAで開かれた「UCLA Trans-Pacific Workshop」のパネル2で、「Sakamoto Kyu and Japanese Nationalism via the United States: “De”-Politicized Pop Culture 坂本九とアメリカ経由のナショナリズム――「脱」政治化する大衆文化」という発表をしました。
[日程]2015年6月5日(金)〜6月6日、セッション2は5日13時00分〜15時15分
[会場]UCLA Young Research Library Presentation Room 11345, Los Angeles, CA 90095
[主催]Professor Katsuya Hirano, UCLA
[スポンサー]Terasaki Center for Japanese Studies, Asian Languages & Cultures

漱石の現代性を語る

早稲田大学総合人文科学研究 セン ター主催の、国 際シンポジウム 漱石の現代性を語るで総合司会を担当しました。
[日時]2015年5月16日(土)11時〜17時30分
[会場]早稲田大学国際会議場 井深大記念ホール(西早稲田1−20−14、中央図書館わき)
[プログラム]
総合司会 鳥羽耕史(早稲田大学文学学術院教授)
第1部  11:00 〜12:20
11:00 開会の挨拶 越川房子(早稲田大学文学学術院長)
公開講演  漱石へのアプローチ
11:05 漱石とロシアの世紀末文学―「それから」の周辺― 源貴志(早稲田大学文学学術院教授)
11:35 漱石の科学への関心 小山慶太(早稲田大学社会科学総合学術院教授)
第2部  14:00〜17:30
国際シンポジウム 「明暗」の言語宇宙
基調講演
14:00 エマニュエル・ロズラン(フランス・国立東洋言語文化大学教授)
14:30 朴裕河(韓国・世宗大学校教授)
15:00 休憩
15:10 堀江敏幸(作家、早稲田大学文学学術院教授)
15:40 蜂飼耳(詩人)
16:10 休憩
パネルディスカッション
16:30 パネリスト : エマニュエル・ロズラン 朴裕河 堀江敏幸 蜂飼耳 源貴志 小山慶太
司会 中島国彦(早稲田大学文学学術院教授)
17:25 閉会の挨拶 益田朋幸(早稲田大学総合人文科学研究センター所長)
[料金]無料
[主催]早稲田大学総合人文科学研究センター(RILAS)
[後援]新宿区・岩波書店・朝日新聞社・漱石記念年実行委員会

1950年代 幻灯上映会

原爆の図丸木美 術館に て開かれた、1950 年代 幻灯上映会で、『松川事件 1951』のナレーションを担当し、鷲谷花さん、道場親信さんとトークセッションを行ないました。
[日時]2015年4月25日(土)14時〜
[上映作品]
『松川事件 1951』(1951年)
『野ばら』(1952年)
『山はおれたちのものだ』(1954年頃)
『平和のかけ橋 李徳全女史来訪記録』(1955年?)
上映後、トークセッション「1950年代文化運動と幻灯」
出演:鷲谷花(早稲田大学演劇博物館招聘研究員)、鳥羽耕史(早稲田大学)、道場親信(和光大学)
[会場]原爆の図丸木美術館(東武東上線東松山駅東口11時12分発、13時12分発、または高坂駅西口12時7分発の市内循環バス唐子コースを ご利 用ください。その他の交通手段:お車または森林公園駅南口からタクシー、つきのわ駅南口から徒歩27分(駅窓口で地図がもらえます))
[料金]大人1000円、18歳以下500円(入館料別途)
[協力]神戸映画資料館、人形劇団プーク

プロパガンダの図像と手法

「松 本瑠樹コレクション ユートピアを求めて展」関連企画で、世 田谷デザイン学校(特設)第4講「プロパガンダの図像と手法」という講義をしました。
[日時]2014年11月15日(土)16時〜17時
[会場]世田谷美術館講義室(東急田園都市線用賀駅より徒歩17分、用賀駅、成城学園前駅、千歳船橋駅、田園調布駅よりバス)
[定員]こ ちらより申込先着30名
[参加費]無料
[主催]世田谷美術館

政治的に記録する:ゴジラ再び

NYUで開かれた「documenting political: Godzilla returns」というワークショップで、「Godzilla and Gojira in 2014 Japan(2014年日本におけるGodzillaとゴジラ)」という発表をしました。
[日程]2014年10月13日(月)14時〜18時
[会場]2nd floor, room 222, 19 University Place, New York University
[参加費]無料
[主催]Yukiko Hanawa

文学作品にみる武蔵野II 昭和の文学から

早 稲田大学オープンカレッジ「文学作品にみる武蔵野II 昭和の文学から」で、「井伏鱒二と荻窪」、「太宰治と三鷹」、「大岡昇平「武 蔵野 夫人」」、「立川と記録文学・映画」という講義をしました。ただし日程が当初の予告と異なり変則的になりました。
[日程]2014年10月3日(金)〜12月5日(金)各10時30分〜12時、全10回、10月3日(井伏)、24日(立川)、11月14日 (太 宰)、21日(大岡)担当
[会場]早稲田大学オープンカレッジ、中野校(JR中央・総武線・東京メトロ東西線中野駅北口より徒歩10分、関東バス東京警察病院北門前徒歩1 分)
[参加費]会員一括受講料23,000円、ビジター一括受講料26,400円
[主催]早稲田大学エクステンションセンター

みらい館大明 幻灯上映会

た いめいシネマ特別上映の、み らい館大明 幻灯上映会で、「トラちゃんと花嫁」のナレーションを担当しました。
[日時]2014年8月18日(月)15時〜16時40分
レクチャー:鷲谷花さん(早稲田大学演劇博物館招聘研究員)
上映作品:「親の願い 子の願い」
     「トラちゃんと花嫁」
     「サザエさんの日よう日」
     「サザエさんの日よう日」
     「ぼくのかあちゃん」
[会場]みらい館大明、大明スタジオ(豊島区池袋3-30-8、池袋駅西口から徒歩約15分、要町駅5番出口から徒歩約12分)
[定員]40名(事前申込、先着順)
[料金]無料
[申込]みらい館大明まで、電話(03-3986-7186)、メー ルまたは来館にて受付。
[主催]NPO法人みらい館大明
[後援]豊島区(予定)
[協力]早稲田大学演劇博物館

未来が呼びかける知の地平

UCLAで開かれた「UCLA Trans-Pacific Symposium: A New Horizon of Knowledge after 9.11 and 3.11(UCLA太平洋横断シンポジウム:9.11と3.11以後の新しい知の地平)」というシンポジウムのセッション2で、 「The Future of Literary Studies Inspired by the 1950s: From the Viewpoint of ‘Circle Poetry’ and Abe Kobo(1950年代から考える文学研究の未来――サークル詩と安部公房を視座として)」という発表をしました。
[日程]2014年5月28日(水)9時30分〜17時30分、セッション2は13時15分〜15時15分予定
[会場]Charles E. Young Research Library Main Conference Room, Los Angeles, CA 90095
[参加費]無料ですがこ ちらから事前登録
[主催]UCLA Paul I. and Hisako Terasaki Center for Japanese Studies, Department of History.

民衆的〈リアル〉 美術×漫画×文学×思想

吉 祥寺美術館「われわれはリアルである 1920s-1950s」展の関連イベント、パ ネルトーク「民衆的〈リアル〉 美術×漫画×文学×思想」で、「記録が現実をつくる――ダムをめぐる記録映画とルポルタージュ」とい う発 表と、パネリストとのトークをしました。
[日時]2014年5月24日(土)14時〜16時
パネリスト:池上 善彦(元『現代思想』編集長)
      鳥羽 耕史(早稲田大学文学学術院教授)
      片倉 義夫(漫画資料室MORI)
      足立  元(美術史家)
[定員]90名(事前予約制、先着順)
[会場]吉祥寺美術館音楽室(JR、京王井の頭線吉祥寺駅中央口(北口)から徒歩約3分。コピス吉祥寺A館7階)
[入場]無料、ただし美術館入館券が必要
[申込]5月3日(土)午前10時より、電話(0422-22-0385)または美術館窓口で受付。定員になり次第締め切り。
[主催]吉祥寺美術館

文壇の喧嘩

アイオワ大学で開かれた「Bundan Snark: Writing and Fighting in Modern Japan(文壇の喧嘩:近代日本における書くことと闘うこと)」 とい うシンポジウムのパネル2で、「How the “ Truth ” Is Sponsored: Koyama Itoko and the Controversy over Dam Site(”事実”はどのようにスポンサードされるか:小山いと子とダム・サイト論争)」という発表をしました。
[日程]2014年5月10日(土)9時〜17時15分、11日(日)10時〜12時、パネル2は10日12時45分予定
[会場]Executive Boardroom at University Campus Center (UCC) 2390, University of Iowa
[参加費]無料
[主催]Center for Asian and Pacific Studies (CAPS) at the University of Iowa, with additional funding from the Division of World Languages, Literatures, and Cultures (DWLLC).

東京―川・人・文学―

早 稲田大学オープンカレッジ「東京―川・人・文学―」で、「石川淳『焼跡のイエス』と上野」という講義をしました。
[日程]2014年4月7日(月)〜6月9日(月)各15時〜16時30分、全8回、5月19日(月)担当
[会場]早稲田大学オープンカレッジ、八丁堀校(東京メトロ日比谷線八丁堀駅A3出口より徒歩1分、都営地下鉄浅草線宝町駅A2出口より徒歩7 分、東 京メトロ銀座線京橋駅4出口より徒歩10分、東京メトロ有楽町線新富町駅5出口より徒歩10分)
[参加費]会員一括受講料19,000円、ビジター一括受講料21,800円
[主催]早稲田大学エクステンションセンター

生政治、生命科学と近代日本の批評

フィラデルフィアで開かれたAssociation for Asian Studies(AAS)の年次大会181 番パネルで、「バタイユとカフカから安部公房へ:岡本太郎と〈夜の会〉経由」という発表をしました。
[日程]2014年3月29日(土)8時30分〜10時30分
[会場]Philadelphia Marriott, Level 3 - Room 306
[プログラム]Biopolitics, Bioscience, and Criticism in Modern Japan: Emerging Ethics after Fukushima
Session Organizer: Takushi Odagiri (Duke University)
After Human: Bio-Praxis of Modern Japanese Thought
*Takushi Odagiri (Duke University)
From Bataille and Kafka to Abe Kobo: Via Okamoto Taro and the Night Society
*Koji Toba (Waseda University)
Criticism without Turn: Kobayashi Hideo, Karatani Kojin, Azuma Hiroki
*Jonathan Abel (Penn State University)
Discussant: Thomas Lamarre (McGill University)
[参加費]3月6日までに申し込みで会員一般130ドル、学生60ドル、非会員一般260ドル、学生80ドル、当日会員一般155ドル、学生80 ド ル、非会員一般285ドル、学生100ドル

戦後史の切断面(3)―万博とアヴァンギャルド

記録映画アーカイブ・プロジェクトの第12回ワークショップで、安部公房と勅使河原宏の最後の協働製作となった映画『1日240時間』が復元上映 さ れ、復元に関わった友田義行さんが「『1日240時間』と安部公房・勅使河原宏」という研究発表を行ないました。
[日程]2014年3月1日(土)13時30分〜18時00分
[会場]東京大学本郷キャンパス(赤門横)福武ホール・ラーニングシアター(B2F)
[参加費]入場無料、HP にて事前登録制
[主催]東京大学大学院情報学環(記録映画アーカイブ・プロジェクト)

思想としてのテレビ

シンポジウム「思想としての テレ ビ 今野勉の映像表現とテレビマンユニオンに関する研究」で、「安部公房とテレビ」について発表しました。
[日程]2013年12月21日(土)11時〜18時
[会場]東京藝術大学 美術学部中央棟第1講義室
[参加費]無料。こ ちらから事前申し込み。

安部公房のジャンル横断

池 袋コミュニティ・カレッジ公開講座「安部公房のジャンル横断 文学―演劇―映画・ドラマ」は、10月5日予定が延期になり、11月 16日 予定だった奈木隆「安部公房の演劇について」が中止になるなど紆余曲折ありましたが、12月14日友田義行「安部公房の映画について」と1月11日鳥 羽耕史「安部公房の文学について」は(受講者が集まれば)開講される予定でした。が、結局すべて中止となりました。申し訳ありません。
[日程]2013年12月14日(土)、2014年1月11日(土)各13時〜15時00分、全2回、1月11日(土)担当
[会場]池袋コミュニティ・カレッジ、36番教室(JR山手線・埼京線、西武池袋線、東武東上線、東京メトロ丸の内線・有楽町線・副都心線「池袋 駅」 南口から徒歩3分。西武池袋本店別館8階・9階)
[参加費]会員1回2,056円、一般1回2,581円、会員2回3,927円、一般2回4,977円
[主催]池袋コミュニティ・カレッジ

早稲田大学オープンカレッジ

早 稲田大学オープンカレッジ「近代文藝の百年―近代文学と北陸・東海―」で、「杉浦明平と渥美「ノリソダ騒動記」―渥美半島の文化運動 との 関わり―」という講義をしました。
[日程]2013年9月28日(土)〜12月14日(土)各13時〜14時30分、全9回、11月30日(土)担当
[会場]早稲田大学オープンカレッジ、早稲田校(東京メトロ東西線早稲田駅3a出口より徒歩5分、都バス(高田馬場→早大正門行き)早大正門前下 車0 分、都電早稲田駅より徒歩5分、東京メトロ副都心線西早稲田駅1出口より徒歩20分)
[参加費]21,000円(+入会金)
[主催]早稲田大学エクステンションセンター

幻灯の映す家族

山形国際ドキュメンタリー映画祭の「や ま がたと映画」プログラムの中の「幻灯の映す家族」で、幻灯のナレーションを担当しました。タイトルとナレーターは以下の通り。
『トラちゃんと花嫁』岡田秀則(東京国立近代美術館フィルムセンター主任研究員)
『痛くないお産 第一部 無痛分娩の知識』鳥羽耕史(早稲田大学文学学術院教授)
『暮らしのくふう 嫁の座 ―農家の婦人の暮らし方―』鷲谷花(早稲田大学演劇博物館招聘研究員)
『にこよん』紙屋牧子(早稲田大学演劇博物館招聘研究員)
『自転車にのってったお父ちゃん』鷲谷花
[日程]2013年10月13日(日)10時〜12時
[会場]山形美術館2(山形駅東口から徒歩15分。山形駅前から「天童(荒谷経由)」「山寺」方面バスで美術館前下車徒歩3分、中心街「100円 循環 バス」で霞城公園(教育会館)前下車徒歩4分)
[参加費]入場無料
[共催]早稲田大学演劇映像学連携研究拠点平成25年度公募研究「昭和期日本における幻灯(スライド)の復興と再発展」(研究代表者:鷲谷花)
[協力]神戸映画資料館、一般財団法人大阪国際児童文学館、熊本学園大学 水俣学研究センター

安部公房の眼鏡

2013年7月20日(土)〜9月23日(月祝)、東 京都写真美術館の「米 田知子 暗なきところで逢えれば」展、および2013年7月20日(土)〜8月24日(土)、ShugoArtsの「米 田知子 Rooms」展で、安部公房の眼鏡越しに原稿を写した写真「安部公房の眼鏡 ? 「箱男」の原稿を見る」が展示されました。(2013/7/20)

炭坑の視覚表現をめぐって

原 爆の図丸木美術館の「坑 夫・山本作兵衛の生きた時代〜戦前・戦時の炭坑をめぐる視覚表現」展オープニングコンサート+トークイベント「炭坑の視覚表現をめ ぐっ て」で、近美ベーコン展の保坂健二朗さん、目黒炭鉱展の正木基さんと座談会的なトークをしました。
[日時]2013年7月13日(土)14:00〜(展覧会は9月8日(日)まで)
コンサート出演:緒方もも(ヴァイオリン、山本作兵衛曾孫)、奥野幸恵(ピアノ)、清水英里子(ヴァイオリン)
トークイベント出演:鳥羽耕史(早稲田大学教授)+保坂健二朗(東京国立近代美術館主任研究員)+正木基(casa de cuba 主宰)
[会場]原爆の図丸木美術館(東武東上線・森林公園駅南口より、13時に美術館の送迎車あり)
[入館料]大人900円、中高生または18歳未満600円、小学生400円(チ ラシやHP印刷で各100円引き)
[主催]原爆の図丸木美術館

戦後史の切断面(1)〜過疎・開発・公害の記録〜

記録映画アーカ イ ブ・プロジェクトの第10回ワークショップが、「戦 後史の切断面(1)〜過疎・開発・公害の記録〜」というテーマで開かれました。上映作品の選定などに関わりました。
[日程]2013年7月7日(日)13時30分〜17時30分
[会場]東京大学本郷キャンパス(赤門横)福武ホール・ラーニングシアター(B2F)
[参加費]入場無料、HP にて事前登録制
[主催]東京大学大学院情報学環(記録映画アーカイブ・プロジェクト)

Asian Studies Conference Japan

日本アジ ア研 究学会(ASCJ)の「Bundan Snark」というパネルで、「How the “ Truth ” Is Sponsored: Koyama Itoko and the Controversy over Dam Site」という発表をしました。
[日程]2013年6月29日(土)10時〜18時30分、30日(日)10時〜17時50分、パネルは30日10時予定
[会場]桜美林大学、町田キャンパス(JR横浜線淵野辺駅より無料スクールバスで約8分、京王線・小田急線・多摩モノレール線多摩センター駅より 無料 スクールバスで約20分)
[参加費]6月21日までの事前申し込みで4,000円、当日5,000円
[主催]Asian Studies Conference Japan

ジョン・トリート教授ワークショップ

ジョ ン・トリート教授ワークショップ「原爆文学から原発文学へ」の司会をしました。
[日程]2013年6月21日(金)14時〜16時
[会場]早稲田大学戸山キャンパス、33号館16階第10会議室(東京メトロ東西線早稲田駅より徒歩3分、都バス(高田馬場→早大正門行き)馬場 下町 下車1分、都電早稲田駅より徒歩7分、東京メトロ副都心線西早稲田駅より徒歩12分、JR山手線・西武新宿線高田馬場駅より徒歩20分)
[参加費]無料
[共催]早稲田大学総合人文科学研究センター国際日本学共同研究部門「近現代文学への新しい国際的アプローチの構築」、《重点領域研究》早稲田大 学国 際日本文学・文化研究所

幻灯試写会

鷲谷花さんたちとの早稲田大学演劇映像学連携研究拠点の公募研究「昭和期日本における幻灯(スライド)の復興と再発展―「教育」と「運動」のメ ディア としての製作・流通・運用に関する実証的研究を中心に―」の一環として、珍 しい幻灯の試写会がありました。
[日時]2013年6月17日(月)17:00開場、17:30より上映開始
[会場]早稲田大学早稲田キャンパス大隈記念タワー(26号館)B1地下多目的講義室
[参加費]入場無料・予約不要

【上映作品】

1.『北鮮を訪ねて』
編集:北鮮訪問日本労働代表団/協力:総評・全金・東京地評・日朝協会/製作:日本幻灯株式会社
神戸映画資料館所蔵
*1955年12月、千田是也ほか労働者代表使節団の北朝鮮訪問記録。
演劇『両班』に主演する金基徳、レセプションで「扇の舞」を披露する崔承喜のショットを含む

2.『痛くないお産―ソヴェトの無痛分娩 第一部 無痛分娩の知識』
監修:日本赤十字社産院・菅井正朝・謝国権/写真:佐藤省三/漫画:早瀬二郎/描画:上野武夫/製作:谷川義雄/協力:蒼樹社/製作:プロダク ション 星映社
神戸映画資料館所蔵
*占領解除後のソ連医学受容の一環としてブームになった「精神予防性無痛分娩」の啓蒙スライド

3.『戦争案内』
原作:ベルトルト・ブレヒト/編集:関西幻灯センター 古志峻・田窪清秀・高原宏平/製作:日本幻灯文化株式会社
神戸映画資料館所蔵
*ブレヒトの写真詩集『戦争案内』のスライド版。

4.『アクメスライド 如是姫 善光寺縁起』
原作:中山徳重/脚色:三樹茂/監修:善光寺大勧進/作画:木村白山/製作・配給:奥田商会
大阪国際児童文学館よりフィルム寄贈/奥田商会より台本寄贈
*仏教法話幻灯。作画担当は日本アニメーション映画史草創期に活躍したアニメーター木村白山と同一人物か

テレビジョン再検証・中継の思想

TBS報道局+東京藝術大学芸 術情 報センター「テレビジョン再検証・中継の思想」(上映会シリーズ)の、6月10日『勝敗』1部、2部の回で、松井茂さんとアフ タートーク をしました。
カメラルポルタージュ『勝敗』1部、2部(1965年10月5、12日放送)
ディレクター:萩元晴彦/構成:寺山修司
囲碁の坂田栄寿(名人・本因坊)と林海峯(八段)による名人戦を4台のカメラを使用して撮影し、真剣勝負の瞬間をとらえドキュメンタリー番組 とし た異色作。

[日程]2013年5月20日(月)〜7月8日(月)18時30分〜20時頃
[会場]東京藝術大学中央棟第3講義室(JR上野駅・鴬谷駅下車徒歩10分、東京メトロ銀座線・日比谷線上野駅下車徒歩15分、千代田線・根津駅 下車 徒歩約10分、京成上野駅下車徒歩15分、都営バス上26系統(亀戸←→上野公園)谷中バス停下車徒歩約3分、台東区循環バス東西めぐりん東京芸術大 学バス停下車すぐ)
[参加費]無料(こちらで 事前予約)

昭和文学会春季大会

昭和文学会春季大会「特集〈文学裁 判〉 という磁場」で、「チャ タレイ裁判と戦争」という発表をしました。
[日程]2013年6月8日(土)13時より
[会場]明治大学駿河台キャンパス、リバティタワー1階1012教室(JR中央線・総武線、東京メトロ丸ノ内線「御茶ノ水駅」より徒歩3分、東京 メト ロ千代田線「新御茶ノ水駅」より徒歩5分、都営地下鉄三田線・新宿線、東京メトロ半蔵門線「神保町駅」より徒歩5分)
[参加費]無料
[主催]昭和文学会

桂ゆき−ある寓話

生 誕100年 桂ゆき−ある寓話という展覧会で、4月20日(土)14時よりレ クチャー「ルポルタージュ作家・グルメ作家としての桂ゆき」を担当しました。
[日程]2013年4月6日(土)〜2013年6月9日(日)
[会場]東京都現代美術館(東京メトロ半蔵門線「清澄白河駅」B2出口より徒歩9分、都営地下鉄大江戸線「清澄白河駅」A3出口より徒歩13分、 東京 メトロ東西線「木場駅」3番出口より徒歩15分、都営地下鉄新宿線「菊川駅」A4出口より徒歩15分、東京駅丸の内北口2番乗り場から都営バス(東 20)「錦糸町駅前」行き「東京都現代美術館前」下車)
[チケット]一般 1,000(800)円、大学学生・専門学校生/65歳以上 800(640)円、中高生 600(480)円、小学生以下無料
[主催]公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都現代美術館、読売新聞社、美術館連絡協議会

記録は可能か。

映 像をめぐる冒険vol.5 記録は可能か。という展覧会で、「みんなで守ろう 水俣のたたかい」という幻灯のナレーションを担当しま し た。公式サイトにはリストがありませんが、会場で見られる幻灯は以下の通り。DVDからスクリーンへのループ上映で、全部見るとこれだけで2時間ぐら いかかりますが、価値はあります。
「ぼくのかあちゃん」東大セツルメント川崎こども会製作、加古里子構成、1954年
「自転車にのってったお父ちゃん」東大セツルメント川崎こども会製作、加古里子構成、1956年5月
「日鋼室蘭首切反対斗争記録 嵐ふきすさぶとも」第1巻、日鋼室蘭労働組合製作、久保田俊夫脚本・構成、1954年9月
「にこよん」全日自労・飯田橋自由労働組合製作、桝谷新太郎脚本・演出・撮影、1955年頃
「みんなで守ろう 水俣のたたかい」新日本窒素水俣労組写真班カメラ、合化労連教宣部脚本・編集、1962年10月

[日程]2012年12月11日(火)〜2013年1月27日(日)
[会場]東京都写真美術館(JR恵比寿駅東口改札より徒歩7分、東京メトロ日比谷線恵比寿駅より徒歩10分)
[チケット]一般500円、学生400円、中高生・65歳以上250円
[主催]東京都写真美術館、産経新聞社

杉浦明平の眼

生 誕100年 杉浦明平の眼という展覧会で、図録に執筆しました。杉浦への書簡や書籍、映画ポスターなどを多数展示する展覧会です。
[日程]2013年1月5日(土)〜2013年2月11日(月祝)
[会場]田原市博物館(豊橋鉄道渥美線「三河田原」駅より徒歩15分)
[チケット]一般400円、小中学生無料
[主催]田原市博物館

シンポジウム 文化の衝突と融合――東アジアの視点から――

昨年9月28日の開催予定で延期されていた「シ ンポジウム 文化の衝突と融合」の開催が決まりました。

主催:早稲田大学日本古典籍研究所・浙江工商大学東亜文化研究院

後援:国際交流基金、早稲田大学国際日本文学・文化研究所、早稲田大学文化構想学部多元文化論系

日程:2013年2月2日(土)10:30〜18:00
会場:早稲田大学戸山キャンパス33-2号館第1会議室

司会 高松寿夫(早稲田大学文学学術院教授)
《開会挨拶 10:30〜10:50》
河野貴美子(早稲田大学日本古典籍研究所所長)
王勇(北京大学中国語言文学学部教授、浙江工商大学東亜文化研究院院長)
中島国彦(早稲田大学国際日本文学・文化研究所所長、早稲田大学文学学術院教授)
国際交流基金 代表
《基調講演 10:50〜12:00》
・王勇(北京大学中国語言文学学部教授、浙江工商大学東亜文化研究院院長)
「漢字」誕生のひと駒――「KANJI」から「HANZI」へ――
・新川登亀男(早稲田大学文学学術院教授)
仏教伝来をめぐる衝突と融合――百済許智部の年代記をめぐって――
《研究発表I 13:30〜14:25》
・鈴木正信(滋賀大学特任准教授)
『粟鹿大明神元記』と白村江の戦い
・葛継勇(鄭州大学副教授) 「風谷」と「盤桃」、「海左」と「瀛東」――「祢軍墓誌」の「日本」に寄せて――
《研究発表II 14:25〜15:20》
・河野貴美子(早稲田大学文学学術院教授)
高麗僧覚訓撰『海東高僧伝』にみる「仏教流通」
・陳小法(浙江工商大学東亜文化研究院)
中世日本人の印象西湖―「五山文学」を中心に―
《研究発表III 15:40〜16:35》
・緑川真知子(早稲田大学非常勤講師)
文明の暗がりの産物――義和団事件がもたらした、西洋と東洋の衝突の果ての虚
・呂順長(四天王寺大学人文社会学部教授、浙江工商大学東亜文化研究院客員研究員)
政治小説『佳人奇遇』の「梁啓超訳」説をめぐって
《研究発表IV 16:35〜17:30》
・増尾伸一郎(東京成徳大学人文学部教授)
植民地朝鮮における〈巫歌〉研究の方法―孫晋泰と李能和を中心に―
・鳥羽耕史(早稲田大学文学学術院教授)
東アジア連環画の連環――中国から日本、韓国へ
《閉会挨拶 17:30〜17:40》
吉原浩人(早稲田大学文学学術院教授)

実験場1950s

東京国 立近 代美術館60周年記念展の第二部で1950年代を特集しました。いろいろ関わりました。
[日程]2012年10月16日(火)〜2013年1月14日(月・祝)
[会場]東京国立近代美術館(地下鉄東西線「竹橋」駅1b出口徒歩3分)
[チケット]前売り一般1,100円、大学生800円、当日一般1,300円、大学生900円
[主催]東京国立近代美術館、NHK、NHKプロモーション

戦後日本というアムネジア

日本近現代思想史を書きなおす・第6回国際会議「戦後日本というアムネジア」
The 6th Conference: Rewriting Modern and Contemporary Japanese Intellectual History “JAPAN'S POST-WAR AMNESIA”
3・11の出来事がわたしたちの日常的な感覚を宙づりにしたと指摘されていますが、問題はもっと遠くまで、つまりわたしたち自身が暗黙のうち に前 提としていた戦後像にすら深刻なひびを入れるできごとだったのかもしれません。あえてそのひびのなかに深くわけいって、忘れていることすら忘れて いる戦後日本の、あるいは戦後東アジアの記憶を取り戻し、再構築する一つの機会を考えました。近年旺盛にそうした見直しの作業を進めていらっ しゃ る加藤哲郎さんと和田春樹さんのお二人に、まずは基調報告として論点を提示して頂き、戦後日本を書き直すという持続的なプロジェクトを支えてきた アメリカとドイツ、カナダ、オランダ、ブラジル、韓国、中国、日本本土、沖縄の研究者が早稲田大学に集います。
(日時)2012年12月20日(木)・21日(金)
(場所)早稲田大学戸山キャンパス(文学部)33-2号館第一会議室
(地下鉄・東西線「早稲田」駅から徒歩3分)
http://www.waseda.jp/jp/campus/toyama.html

12月20日(木)―――――――――――――――――
司会 佐藤泉Izumi Sato(青山学院大学Aoyama Gakuin University)

午後1時〜2時半
加藤哲郎Tetsuro Kato(早稲田大学Waseda University)「原爆と原発から見た米国・日本・戦後左翼」(基調講演)

3時〜5時
シュテフィ・リヒターSteffi Richter(Universit?t Leipzig)「福島の後――新しい批評的知識の「場」と実践へ」
柴田優子Yuko Shibata(Saint John's University)「原爆言説の起源と米国」
小田原琳Rin Odawara(東京外国語大学非常勤講師Tokyo University of Foreign Studies) コメント
申知瑛Ji Young Shin(一橋大学大学院博士課程Ph.D. Student in Hitotsubashi University) コメント

懇親会

12月21日(金)―――――――――――――――――――
司会 渡辺直紀Naoki Watanabe(武蔵大学Musashi University)

午前10時〜11時半
和田春樹Haruki Wada(東京大学名誉教授The University of Tokyo)「ある戦後精神の軌跡と現在――戦争と植民地支配をみつめる」 (基調講演)

12時半〜2時半
新城郁夫Ikuo Shinjo(琉球大学Ryukyu University)「『沖縄問題』というブラック・ホール―「復帰」と南方同胞援護会―」
高榮蘭Young Ran Ko(日本大学Nihon University)「情動の枠組 ― ベトナム/レイテ戦記の磁場から ―」
平野克弥Katsuya Hirano(Cornell University) コメント
ファン・ジュンリャンJunliang Huang(Ph.D. Candidate in Cornell University) コメント

2時45分〜4時45分
酒井直樹Naoki Sakai(Cornell University)「アジアの視座:知識の政治と文明論的転移、Theory and Asian Humanityを参照しつつ」
樹本健Takeshi Kimoto(University of Oklahoma) 「ロマン的イロニーの系譜学:保田與重郎とドイツロマン派」
石原俊Shun Ishihara(明治学院大学Meiji Gakuin University) コメント
鳥羽耕史Koji Toba(早稲田大学Waseda University) コメント

5時〜7時
(総合討論)
成田龍一Ryuichi Narita(日本女子大学Japan Women’s University)
岩崎稔Minoru Iwasaki(東京外国語大学Tokyo University of Foreign Studies)
朴裕河Yuha Park(世宗大学校Sejong University)
タカシ・フジタニTakashi Fujitani(University of Toronto)
ペドロ・エルバーPedro Erber(Cornell University)
マーティン・ロートMartin Roth(Ph.D. Student in Universiteit Leiden)

懇親会

主催
科研 「東アジアにおける前期冷戦文化の多角的考察」
科研 「近現代世界の自画像形成に作用する《集合的記憶》の学際的研究」
科研 「1950年代における地域文化活動の実証的研究-民衆の自己教育運動の史資料発掘」

問い合わせ? [email protected]

日本近代文学会秋季大会

運営委員をやっている日 本近代文学会秋季大会初日のシンポジウム「再編される東アジアと「文学」―1970年前後―」で高榮蘭さんと司会をしました。
[日程]2012年10月27日(土)〜2012年10月28日(日)
[会場]ノートルダム清心女子大学 伊福町キャンパス(JR岡山駅から徒歩10分)
[参加費]無料

第6回戦後文化運動合同研究会(於:東京)プログラム


[日程]2012年9月29日(土)−30日(日)
[会場]早稲田大学本部キャンパス26号館302教室(地下鉄東西線「早稲田」駅徒歩5分)
[参加費]無料
[主催]戦後文化運動合同研究会(今回の幹事団体:文化工作研究会)

<9月29日>
13:00 開会・自己紹介
13:30−17:00
セッション1:福岡市文学館『サークル誌の時代』をレビューする
 報告:道場親信氏、水溜真由美氏
 リプライ:田代ゆき氏、茶園梨加氏、坂口博氏
 司会:鳥羽耕史氏
17:30−20:00
懇親会

<9月30日>
10:00−12:30
セッション2:50年代文化運動の諸相
  「文化運動としての幻灯運動」鷲谷花氏
  「わらび座の1950年代――民謡と民俗芸能の文化工作隊」西嶋一泰氏
  コメント:金ウネ氏、根津壮史氏
  司会:宇野田尚哉氏

13:30−16:00
セッション3:サークル誌をどう読むか?――方法的検討
  「療養所サークル誌を読む視点」有薗真代氏
  「サークル誌に原爆を書くということ」山本昭宏氏
  コメント:佐藤泉氏、川口隆行氏
  司会:岩崎稔氏

16:15−17:00
研究会の今後について

お問い合わせ・ご連絡は、道場親信michibawako.ac.jp:●に@が入ります)にお願いいたし ま す。また、レジュメ等の準備のため、参加を希望される方は道場宛ご連絡をお願いします(その際、お名前・ご所属・研究テーマ・連絡先等も 合わせてご連絡ください)。

幻灯イベント二つ

合唱付きと弁士付き、どちらも滅多にない機会です。

昭 和幻灯会
2012年8月26日(日)神戸映画資料館にて 入場無料

第一部 19:00〜19:50
上映『ぼくのかあちゃん』(約20分)
レクチャー「《生活芸術》としての幻灯」講師:鷲谷花

第二部 20:00〜21:10
合唱付き上映『日鋼室蘭首切り反対闘争記録 嵐ふきすさぶとも』第一・二巻(約70分)

幻 灯・光の紙芝居 ドキュメンタリー・ドリーム・ショー2012 特別企画
2012年9月16日(日)15:00〜17:00
早稲田大学 早稲田キャンパス
大隈記念タワー(26号館)
地下多目的講義室 入場無料

嫁の座 (1954年)
われらかく斗う 激斗63日 (1953年)
モスクワの地下鉄―地下の宮殿 (製作年不詳)
ぼくのかあちゃん(1953年)
トラちゃんと花嫁 (製作年不詳)

語り 宝井琴柑(講談師)

記録映画アーカイブ・プロジェクト第8回ワークショップ 

記録映画のアーカイブを活用して、映像を用いた多様な研究・教育の可能性を再発見する連続ワークショッ プ。 その第8回は、東京オリンピック前の東京の変貌を記録した建設記録映画を特集します。
1960年代、オリンピックを目指す東京では、街が空に、地下に垂直にのびはじめました。道路も、鉄道も、建物も急速に立体化していきま し た。街が変わると人びとの生活や、仕事や、考えまでも変わっていきました。
今回の特集では、成長する日本のシンボルとなった東京タワーの建設をはじめ、東京オリンピック直前の青山通りの再開発、銀座の地下鉄日比 谷線 工事など、変貌していく東京の姿を当時の建設記録映画から見つめます。
ゲストには、「銀座の地下を掘る」を撮影した西村健治氏、都市プランナーとして活躍してきた伊藤滋氏をお迎えし、高度経済成長を通して、 都市 の建物や交通が、さらには社会や文化のあり方がどのように変化したのかを議論します。

「空に、地下にのびる都市ー東京オリンピック前の建設記録映画」

日時:2012年6月17日(日)13:30-17:30(開場は13:00)
場所:東京大学本郷キャンパス(赤門横)
福武ホール・ラーニングシアター(B2F)地 図

主催:東京大学大学院情報学環(記録映画アーカイブ・プロジェクト) 
入 場無料・HPにて事前登録制

プログラム

13:00- 開場・受付開始
13:30-
開会 
総合司会:丹羽美之(東京大学)
13:35- 映画上映(100分)
『東京タワーの建設記録』(1959年、33分、マツオカプロダクション)
『空にのびる街』(1963年、30分、岩波映画製作所)
『銀座の地下を掘る』(1964年、36分、日本映画新社)
15:15 休憩
15:30-

制作者が語る

 西村健治(元日本映画新社)

15:50-

パネリスト報告

 伊藤滋(東京大学名誉教授)
 鳥羽耕史(早稲田大学)

16:30-17:30

全体討論

 コーディネーター:吉見俊哉(東京大学)

(2012/5/22)

第23回〈帝国と思想〉研究会のご案内

 下記の要領で第23回〈帝国と思想〉研究会を開催することになりましたので,ご案内いたします。今回は,ディスカッション・ ペー パーを事前に配布するかたちで研究会を行いますので,参加を予定しておられる方には事前に参加申込をしていただきたく思います。当日 飛び入りで参加していただいてもかまいませんが,当日の討論を充実させるためにも,なるべく事前申込にご協力いただけましたら幸 いで す。よろしくお願いいたします。
宇野田 尚哉
 
日時:3月23日(金)13時〜18時・3月24日(土)10時〜17時
場所:早稲田大学戸山キャンパス39号館第5会議室
    http://www.waseda.jp/jp/campus/toyama.html
内容:下記の通り
参加申込の方法:Emailで宇野田までご連絡ください。ご連絡いただいたメールアドレスに,後日添付ファイルでディスカッショ ン・ ペーパーをお送りいたします。ディスカッション・ペーパーの配布は3月初旬の予定です。
 
********************************************************************************
 
3月23日(金)
(12時〜会場設営)
13:00〜13:15 自己紹介・事務連絡
13:15〜14:45 研究報告(1) 司会:洪宗郁さん
 13:15〜13:40 報告:チョン・ギインさん
        「韓中日における近代小説の始まり:李光洙・夏目漱石・魯迅のデビュー作を中心に」
 13:40〜13:55 コメント:鳥羽耕史さん
 13:55〜14:45 討論
14:45〜15:00 休憩
15:00〜16:30 研究報告(2) 司会:趙寛子さん
 15:00〜15:25 報告:チャ・ウンジョンさん
        「在京城日本人のアイデンティティと学校」
 15:25〜15:40 コメント:宇野田尚哉さん
 15:40〜16:30 討論
16:30〜16:45 休憩
16:45〜17:40 書評(1):『日本冷戦史』 司会:鳥羽耕史さん
 16:45〜16:55 報告:盛田良治さん
 16:55〜17:05 報告:宇野田尚哉さん
 17:05〜17:40 討論
17:40〜18:00 事務連絡・後片付け
 
3月24日(土)
10:00〜11:40 書評(2):『アジア/日本』 司会:戸邉秀明さん
 10:00〜10:25 報告:キム・テジンさん
「可能性としての近代超克論:米谷匡史の『アジア/日本』を読んで」
 10:25〜10:40 リプライ:米谷匡史さん
 10:40〜11:40 討論
11:40〜13:00 昼食休憩
13:00〜14:30 研究報告(3) 司会:米谷匡史さん
 13:00〜13:25 報告:キム・インスさん
        「植民地知識国家と転向の「予感」」
 13:25〜13:40 コメント:戸邉秀明さん
 13:40〜14:30 ディスカッション
14:30〜14:45 休憩
14:45〜16:15 研究報告(4) 司会:宇野田尚哉さん
 14:45〜15:10 報告:イ・ギョンミさん
        「崔載瑞の新地方主義論再考:植民地発帝国秩序と植民地性の露出」
 15:10〜15:25 コメント:洪宗郁さん
 15:25〜16:15 討論
16:15〜17:00 次回の相談・後片付け
 (2012/3/2)

イベント情報

2012年2月12日と14日、安部公房原作、シェ ル-オーケ・アンデション監督『友達』が24年ぶりに上映されます。トー キョー ノーザンライツ フェスティバル 2012の一環として、ユーロスペースにて。(2011/12/21)